回答してくれた人 「女の転職@type」編集長 清水利恵さん
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「女性が働きやすい職場」はどこにある?
Q. 女性が働きやすい職場、活躍できる会社を見分けるにはどうすればいいでしょうか。
A. 自分なりの指標を持って、面接のときにうまく質問してみてください。
そもそも、働きやすいとか、活躍できるとかいうのは主観的なものですから、人によって受け取り方が違うと思います。
重要な立場を任されたいということであれば、実際にその会社に女性管理職の方がいらっしゃるかどうか、というのがひとつの指標にはなりますよね。ですが、「管理職の方はいらっしゃるんでしょうか」「部長になれるんでしょうか」という質問の仕方では、ただ役職が欲しいだけと受取られかねません。常識的に考えれば、自分が努力し成果をあげた結果として会社から認められ、より重要な管理職という立場を任されるという順番で、役職はついてくるものです。
ですから、自分が努力できる点、成果を出せる点をアピールしつつ、まずはそれをどういう形で評価してもらえるのかを質問してみてはいかがでしょうか。その流れで、「実際にご活躍なさっているのはどんな女性でしょうか」といった聞き方をすれば、自然でソフトな印象ですね。
Q. 産休や育休、企業独自の制度などの充実度をチェックするにはどうすればいいでしょうか。
A. 制度があるかどうかより、実際に活用されているかどうかが大事です。
産休や育休は法律で決まっていますから、「あります」という会社が多いはずです。ただ、取りやすい雰囲気かどうか。面接で聞くとしたら「制度を利用して、職場復帰されている方がいらっしゃるか」とか「実際に制度が活用されているかどうか」ですね。
Q. ほかに面接時に聞いておいたほうがいいことはありますか。
A. 残業や労働時間はしっかり確認したほうがいいでしょう。
女性が働く環境で気にするのは、時間的なことが多いですね。残業があるのか、お休みや長期休暇が取りやすい環境なのかどうか。
とくにお子さんがいらっしゃる場合は、仕事と育児の両立は自分ががんばればどうにかなるという問題ではないので、思ったよりも労働時間が長いとか時間の融通が利かないとかいうことのないように、聞いておいたほうがいいですね。
自分にとって大切なことは 面接時にダイレクトに質問を
Q. 気になることがあれば面接のときにダイレクトに聞いたほうがいいんですね?
A. 自分にとって大事なことだけ、聞きましょう。
面接で質問をするのってちょっと勇気がいりますよね。特別にこだわりがないことに関しては、聞かなくてもいいと思います。今回の転職において重要視している点や、働く上でどうしても制約がある場合などは、もちろん確認したほうがいいと思いますが、活用する予定のない産休や育休についてわざわざ質問をすることもないのでは。変に意識している人、と受け取られる場合もあるかもしれませんから。
Q. 応募の際、例えば履歴書に「未既婚の別」欄があったら書かなきゃいけないんでしょうか。
A. 書かなくていいし、書く欄もないと思います。
最近は一般的な転職サイトでも聞いているところはないと思いますし、ちょっと前までは普通に売られている履歴書に項目があったかもしれませんが、今はないことが多いはずですよ。
ただ、面接で聞かれたら、むきになって答えないのもおかしいので、ごく普通に「してます」と答えればいいんじゃないでしょうか。
Q. では、面接で「子どもができたら辞めますか?」など、セクハラや女性差別にあたるような質問をされたらどう対処したらいいですか。
A. 率直に自分の希望・考えを答えればよいと思います。
とくに予定がないのであれば、「先のことはわかりませんが、できる限り変わらず仕事を続けていきたいと思っています。貴社で育児と両立なさっている方は、どんなふうに工夫されていますか」とか、意欲を伝えながら逆に聞いてしまうというのも、賢い答え方なのでは。
相手がどういう意図でそういう質問をしているのか、判断するのは難しいですよね。それが会社の意見なのか、面接官の個人的な意見なのか、ということもあります。
面接官がどういう立場の人かにもよりますが、常識ある人事の方なら、不快に感じるような聞き方はしないはず。配属先の現場の方だと、面接のルールを知らずに、ぶっきらぼうな質問をなさるかもしれません。面接のあとで人事部の人とお話する機会もあると思いますので、「面接でこういう質問をされたんですけど、子どもがいることを気にされる社風なんでしょうか」とか、さりげなく聞いてみてもいいと思いますよ。