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[転職特集]Q&A 転職は今がチャンス?

2007年、「求職者売り手市場」はこれからも続く?

戦後最長の景気拡大に加え、団塊世代がいっせいに定年を迎える「2007年問題」の追い風を受け、依然として好調な転職市場。とくに求人ニーズが高まっているのは、どんな業界、どんな職種なのだろうか。 人材紹介支援サイト「人材バンクネット」を企画・運営する株式会社アイ・キューの紹介支援部営業企画課課長・高橋芸臣さんに、転職市場の現状と今後の見通しについて質問した。

Text=鈴木麻由美 Photo=徳田貴久
2007.03.01. Update

回答してくれた人<br>株式会社アイ・キュー<br>紹介支援部<br>営業企画課 課長<br><big><strong>高橋芸臣</strong></big>さん

回答してくれた人
株式会社アイ・キュー
紹介支援部
営業企画課 課長
高橋芸臣さん

「全業界・職種」に広がる求人ニーズ

Q. いまの時期、とくに求人ニーズが高まっている業界・職種はありますか。
A. 人材を求める動きは、業界・職種全般に波及しつつあります。1年ほど前までは、IT系の求人が突出していましたが、いまは業界・職種を問わず人材不足の状況です。
 あえて、ここにきてより動きの目立つ業界をあげるとすれば、メディカル業界、自動車・機械業界、金融・不動産業界などでしょう。


Q. どのような求人があるのか、具体例を教えてください。
A. たとえば、メディカル業界では、MRに加えて研究開発職などを、未経験でも「ゼロから育てる」と積極的に採用。確実に、採用の裾野は広がってきています。
 自動車・機械業界では、引き続き海外の大手部品メーカーの日本進出にともない、技術者を中心に採用が活発化しています。
 金融・不動産業界では、数年前からの規制緩和の流れで、金融と不動産の業界の垣根が崩れつつあります。そこで、たとえば不動産の証券化など、既存の人材では対応しきれない業務に精通している人材を求めるケースは多いですね。
 そのほか、管理部門でも多くの求人が発生しています。人材を新規採用すれば、それだけ管理部門の業務も増えるからです。

「20代若手」「30代マネジャー」を軸に、年齢・性別問わず好調

Q. 転職市場の活況は、いつごろまで続くのでしょうか。
A. 一部には、「これほどまでの景気は、長くは続かない。したがって、転職市場にもそろそろかげりがみられるだろう」という見方もあるようです。が、日々、多くの人材紹介会社と接し、さまざまな情報を得ている私としては、人材不足にあえいでいる企業がいきなり、採用を手控えるとは思えません。少なくとも2007年上半期は、このままの勢いが続くだろうと思われます。


Q. やはり20代の若手・男性・経験者が有利なのですか。
A. 社会全体の大きな流れとして、能力さえあれば、年齢・性別は問わない企業が増えてきています。未経験者についても、第二新卒をはじめ、ポテンシャルを重視して採用する企業も多いので、チャレンジしてみる価値はおおいにあるでしょう。
 また、就職氷河期時代に就職活動をしていた、30代前半の世代については、いまが転職の絶好のチャンス! というのも、当時、採用を手控えていた関係で、社員のピラミッド構造がその部分だけ欠けていびつな形となっている企業が多いのです。一方で、いまは新卒、第二新卒などの若手を大量採用していますから、彼らを牽引する世代として、30代前半の社員はぜひとも必要。本格的に採用していこうという動きが表面化しています。なかでも、マネジメント経験のある人材はさほど多くはありませんから、引く手あまただといえるでしょう。

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