しばらく外食産業からは離れたほうが、
心の整理になると思いました。
夏の暑さと忙しさが体の不調の原因のひとつだったようで、幸いにも秋の訪れとともに体の症状は軽減していました。しばらく静養してもよかったんですが、やはり家庭のある身では、そうのんびりもしていられなくてね(笑)。
辞めて即、求人誌やインターネットで、気になる会社をピックアップ。「人をもてなす仕事」に対する思いは変わりませんでしたが、しばらく外食産業からは離れたほうが、心の整理になると思い、あえて業種は絞りませんでした。
前の会社がとにかく忙しかったので、拘束時間が短いか自分のペースでできるところ。それから、少しでもいいから収入がアップするところ。この2点にのみ、こだわって探しました。連絡を入れ、履歴書を送り、面接にも出かけていったのは3〜4社です。
前の会社に出入りしていた運送会社の社長が、
よかったらウチに来ないかと誘ってくれて。
結局、辞めてからわずか1週間後、前の会社に出入りしていた運送会社の社長に声をかけられ、トラックドライバーとして転職しました。
社長同士が知り合いで、ぼくが辞めたことを耳にしたらしいんです。それで、よかったらウチに来ないかと誘ってくれて。車の運転は嫌いではないし、勤務時間も朝4時からで、午後2時には上がれるし、なんといってもお給料がよかった。月収で5万円アップ! これには、妻も大喜び(笑)。
はじめのうちこそ、朝4時勤務開始という慣れない朝型の生活にとまどいましたが、入社半年たったいまになってみれば、午後2時に上がれるのは快適! 趣味の車をいじったり、パートタイムで働いている妻との時間もグンと増えました。
いずれは自分の店を持って独立したい
1人ひとりがゆっくりとくつろげるレストランか喫茶店がいいなあ。
でも、じつはトラックドライバーの仕事は通過点かな、と思っているんです。やはり、いずれは「人をもてなす仕事」がしたい。
再び転職をするというよりは、自分の店を持って独立したい、と考えています。レストランか喫茶店。1人ひとりがゆっくりとくつろげる店がいいなあ、って。
トラックドライバーの仕事は、それこそお年寄りから子どもまで、人との出会いがたくさんあるんです。その人たちをしっかり観察しながら、こういう人たちに向けて作るならどんな店がいいかな、と考える時間が、いまはとても充実していますね。