トップツアー株式会社 IT企画部 IT企画担当 主任 木原 愛さん(30歳)
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1人ひとりの状況にあわせて、臨機応変に対応
IT企画部に所属する木原愛さんは、昨年の12月に出産。5月から職場復帰したばかり。会社によっては妊娠が発覚すると退社を余儀なくされるところもまだまだあると聞くが、不安はなかったのだろうか。
「社内で産休や育休を利用している人も多いですし、制度があることもわかっていましたので、活用しようと思っていました。上司に言いづらいということはまったくなかったですね。とてもオープンな雰囲気の職場なんですよ」
入社から5年間、支店で営業をしていた木原さん。職場内結婚だったこともあり、結婚を機に退職したものの、「時間があるなら手伝って」と誘われ、なんと退社の翌日から本社でアルバイト勤務を始めたという。
「転職しようと思って辞めたんですが、流れで(笑)。退職した社員が復職を希望した場合、準社員になることができるリエントリーという制度があるんですね。準社員として6カ月働いたのち、成績によって正社員として登用されるという仕組みなんですが、業務の幅を広げたいと思い、制度を利用しました。
本当は、外の世界で学んだものを持ち込むという意味で"退社してから2年はリエントリーできない"という原則があったのですが、『ここでアルバイトしているんだから2年待っても同じなんですけど』って掛け合って、時期を早めてもらいました(笑)。話せば聞いてくれる体質というか、女性が働きやすいというのはどういうことなのか、模索しながら対応してくれる会社だと思うんですよね」
社員に復帰したのち、木原さんに子どもができた。実際にはどんなふうに制度を活用したのだろうか。
「昨年の4月に妊娠がわかったんですけど、妊婦休暇が10日間あるので、つわりとか体調が悪いときに活用しました。妊娠中も短時間勤務の制度があって、私は使いませんでしたが、使っている人も多いですね。
その代わり、今まで例がなくて私が使わせてもらった制度は在宅勤務です。産休に入る前の1カ月、在宅で仕事をさせてもらいました。もともとPCがあって社内のネットワークにつながればできる仕事だったので、自宅にセキュリティの高い専用回線を用意してもらい、上司とやりとりをしながら、企画書のコンテンツの作成とかホームページの作成とか、そういうことをしていました。在宅勤務も本当は社員になって5年以上たっていないとダメなんですが、以前の経歴なども含めて、判断してくれたんだと思います」
制度だけではなく、要望を聞いてくれる会社
育児休職を約2カ月で切り上げ、現在は1日5時間の短時間勤務をしている。
「もっと長く育児休職してもよかったんですが、0歳の4月に保育園に入園しないと入れなくなってしまうんですよ。保育園に入れなくて職場復帰できないケースも多いので、私はそのタイミングで仕事に戻ることにしました。在宅勤務でも保育園を使うことは可能なんですが、子どもの世話をしながら在宅で働くのは難しいですよね。業務に支障が出てしまうので、在宅は選択しませんでした。
以前は営業とやりとりのある業務だったんですが、1日5時間勤務だと営業の人と時間帯が合わなくなってしまうので、上司が考えてくれまして、自分のペースで進められる仕事に変えてもらいました」
今後のキャリアについてはどのように考えているのだろうか。
「子どもの様子を見ながら決めていこうと思っていますが、3歳までは5時間、小学校入学までは7時間勤務で働くつもりです。今の状況に不満はありませんが、子どもが大きくなって時短がなくなったとき、8時間働きながら小学校低学年の子どもを育てるのは大変かなって不安はありますね。今は私が短時間勤務なので、夫は1対9ぐらいで家事に協力してくれているんですが、将来的にはもっと分担してもらわないと困りますね(笑)。
たとえ産休や育休の制度がなかったとしても子どもは生んでいたと思いますが、今の会社じゃなかったら、出産を機に退社するとか、ほかの選択肢を選んでいた可能性もあると思います。会社側が制度だけでやっていくという姿勢ではなく、要望を聞いて、相談にも乗ってくれますので、すごく助けられていると思います」
トップツアーが主催するパッケージ旅行のパンフレット。
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