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[都市で働く・地方で働く特集] 全国200人アンケート

働きやすさ・暮らしやすさの実感は?

都市部は仕事の選択肢が豊富

 次に、「働きやすさ」はどうだろうか。
「働きやすさ」といっても漠然としているので、まずは、いまの仕事に対する満足度を聞いてみた。
 いまの仕事に満足し、ずっと続けたいという人は、大都市部では23%。対して、地方は26%。
 転職活動をしている、あるいは転職願望がある、という人は、大都市部では45%、地方は43%。
 それほど大きな差ではないが、どちらかというと大都市部のほうが、いまの仕事に満足しておらず、できればほかの仕事に就きたいと考えている人の割合が多いようである。


 しかし、それは「都市部が働きにくい」というよりも、むしろ地方よりも都市部のほうが「働く場所が見つけやすい」ためであるだろう。さまざまな仕事、職場があり、目移りしてしまう環境。転職しようと思えば、それが可能な環境。都市部の場合、そういったことも顕在・潜在的な転職願望を後押ししているのではないだろうか。


 ちなみに「いま以外の仕事に就きたい」という顕在・潜在的な転職願望がある人に希望の職種名を聞いてみたところ、大都市部と地方では少なからず違いがあった。大都市部では、事務職等、堅実(?)な職種に交じって「フリーランスの翻訳者」「ヘアメイクアップアーティスト」「脚本家」など、いかにも都会的な職種をあげる人も多かったのだが、地方ではそれは皆無。可能性という意味で、都市部と地方には大きな違いがあるといえそうだ。


 実際、大都市部の人は、都市部の働きやすさについて、次のように考えている。
大都市圏は、地方に比べ仕事の質・量ともに多い。優秀な人材が大都市圏に集中するため、非常に質の高い仕事ができる(人材派遣会社営業/28歳女性/東京都)


 さらに、地方に対しては、
地方は職が少ないのではないかという不安がある(保険会社ユーザーサポート/34歳女性/東京都)


 このように感じてもいるのである。

 また、住居と職業の関係について、「仕事のために転居することは考えられない」と答えた人は、大都市部では32%、地方では34%。
 興味深いのは、「希望する地方に住むためなら、転職してもかまわない」と答えた大都市部の人が20%もいるのに対し、「希望する大都市部に住むためなら、転職してもかまわない」と答えた地方の人はわずか5%にすぎないということだ。大都市部の人のほうが、地方に住むことに対する憧れが強いのだろうか。

地方は、ハローワークの利用度が高い。

地方は、ハローワークの利用度が高い。

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