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[女性特集] 課長としてチームを引っ張って3年目

「管理職」におもしろさとやりがいを見出す

管理職というチャンスをくれた会社の期待に応える

 管理職になってなにか変わったことはあったのか訊ねると、少し考えて、「あまりないですね(笑)」という答えが返ってきた。
「変わったことといえば、上司からの指示命令が少なくなったので、たくさんある業務の優先順位を自分で判断して、自分の業務スケジュール管理を全て自分で行うようになりました。基本的なことですけど、案外難しいんですよね。
 チームのなかの1メンバーだと、その人の役割が決まっているし、いついつまでにやりなさいって指示されることも多い。でも、上に立つと、そういった指示はなくなりますから、役割を正しく把握して自主的に考えて行動しなければいけないんです。自分以外にマネジメントしてくれる人はいませんから。
 それに、チームのなかでは最終責任者になるので、私がうまく切り盛りできないと、次の上司に負担がまわっていく。これまでの部署では、自分の直属の上司といっしょに仕事をする時間が少なかったので、報告のタイミングを逃さないように心がけていました」


 女性の管理職だということを、特に意識することはあるのだろうか。
「全くないですね。女性管理職が珍しい会社ではありませんから、やりづらいこともないですし、特に女とか男とか意識したことはないです。神奈川支店では5人課長がいたんですけど、3人が女性で2人が男性でした。女性の取締役、部長と、もっと上もいっぱいいます。
 取引先を見渡すと女性の管理職の方は少ないので、相手はやりにくいだろうなと思うことはありますよ。でも、せっかく会社がくれたチャンスですから、期待に応えたいと必死でやってきました。
 男女に関係なく、マネジャーの仕事は担当しているチームの課題解決を繰り返すことだと思っています。その課題を的確に把握して、部下にアドバイスしたり、クライアントに提案をしたりするためには、人よりたくさんの情報を持っていないといけないという思いはあります。クライアントの皆様や上司・部下から得る情報はとても貴重ですよね。そういった意味で人と関わる時間を極力多く、大切にしてきました」

人の成長を見て、自分の成長を実感する

 今後の目標や、こんなふうに仕事をしていきたいというビジョンはあるのだろうか。
「役職はともかく、個人よりはチームとして成果を求め、それをマネジメントしていく仕事にやりがいもおもしろさも見出しています。これまでにいくつかのチームでマネジャーとしての経験をし、自分なりの成功パターンを持っているので、それを試し修正しながら、最終的にはもっと大きな仕事を任せてもらえればいいなと思っています。
 変な言い方かもしれませんが、その職に就いた瞬間からいろんな準備をするんですね。私がその場を去るときがきたら、自分の職をいつでも後輩に譲れるように。いっしょに仕事をしているメンバーが去年よりも今年、難しいことが楽にできるようになっている状態を作りつづけ、その中で自分もメンバーも育っていければいいなって思っています。人が育っていかない組織は続かない、どの部署のマネジャーになってもマネジャーとしてしなければならないことは同じだと考えています。いっしょに働くメンバーの成長を見て自分の成長を実感するというか、だからこそ人の成長を楽しく感じるのだと思います」


●取材協力=株式会社クレディセゾン〔http://www.saisoncard.co.jp/

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