米山麻美さん 株式会社キャリアマート キャリアアドバイザー
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担当する相談者の約8割が女性
キャリア形成についてのアドバイスや転職活動のサポートなどをおこなうのがキャリアアドバイザーの役割。キャリアカウンセラー、キャリアコンサルタント、転職アドバイザーなどの名称で呼ばれることもある。人材紹介会社に勤める米山さんの詳しい仕事内容について聞いてみた。
「転職を希望される方にお会いして、転職活動の進め方などをアドバイスしています。
弊社サイトの無料転職サポートに登録してくださった方だけでなく、転職サイトにスカウト希望の登録をなさっている方に『サポートをさせてください』とメールをお送りすることもあるんですよ。
弊社にご依頼いただいている企業さまの求人で、転職を希望なさっている方の要望に合致するものがあれば、具体的にご紹介をします。
最終的には、ご紹介した方が入社なさったら企業さまからご紹介手数料をいただく、というのが人材紹介会社のシステムです」
キャリアアドバイザーにも得意分野があり、米山さんは主に人事などの事務職、第二新卒を担当。基本的には女性のアドバイザーが女性の転職希望者を担当することが多いため、相談者の約8割が女性なんだとか。
「やはり同性のほうが相談しやすいみたいですね。ただ、内気な男性から『女性のアドバイザーでお願いします』というご要望があったという話も聞いたことがあります」
プライベートもふくめ、仕事に関する本音を引き出す
面談は約1時間半。どんな話をすることが多いのだろうか。
「これまでのご経験とご希望をお聞きするんですが、いちばん大事なのは、なぜ転職したいのか、ということ。やりたい仕事があるのか、今の状況が嫌なのか、だとしたら何が嫌なのか。そこを聞かないと解決になりません。
プライベートについてもお聞きしますね。その方が仕事以外で何に重きをおいているのか。キャリアを積まれたい方と、ちょっとお仕事できればいいなって方とでは、ご紹介する仕事も違ってきますから。
とくに女性の場合は、ご家庭があるか、お子さんがいらっしゃるかどうかによって、勤務時間の希望が変わってくることもあります。お子さんはおいくつぐらいで、保育園が何時までとか、旦那さんが何時に帰ってきて、みたいなところまでお聞きしていくと、『主人のほうが帰りが早いので、もっと早く帰れる仕事がしたい』というような本音が引き出せるんですよ」
女性の転職希望者には、ほかにも何か男性の転職希望者との違いがあるのか。
「女性の場合は、将来的な展望で、『仕事と結婚生活が両立しづらい会社で長く勤めてもいつかは辞めないといけないから若いうちに転職したい』という方もいらっしゃいます。
給与がどうこうっていう方は少ないですね。男性は『家族を養うためにもっと収入が必要』というケースもありますが、女性だとそういう感覚はあまりないですよね」
米山さんは日に平均2人、月に約30〜40人の転職希望者と面談するという。
「入社までサポートさせていただくのは月に平均3人ぐらいでしょうか。それ以外の方は弊社以外のところで決められたり、転職そのものを諦められたり。
ご相談に来た方に、『留まるほうがいい』ってお話することもあります。相談者の気持ちになって主観的に見る視点と、アドバイザーとして客観的に見る視点と、両方持っているので、『辞めたいって気持ちもわかりますけど、今のところで3年がんばったほうがいいと思いますよ』とか。辞めればいいってものではないので、相談者の方のことを第一に考えるようにしています」