長期のキャリアアドバイスから、面接直前対策まで
転職希望者のキャリアを整理して捉え直し、アドバイスをするほかに、転職に関する具体的なノウハウを伝授することもあるという。
「職務経歴書の書き方がもったいないなぁって思う方がけっこういらっしゃるんです。お話をうかがうと素晴らしいキャリアの持ち主なのに、それが職務経歴書に反映されていない。そういうときは『こういうふうに書いたほうがいいですよ』と、アドバイスをします。
面接で緊張されちゃう方も多いですね。『こういう準備をしておいたほうがいいですよ』というようなお話をするのですが、面接が苦手だと不採用が続いて、意欲が低下しちゃうこともあります。『ちょっとお休みしてみましょう』とか『もうちょっとがんばって!』というような、モチベーションのサポートもしますね」
精神面で支えたり、思考の変化を促したりというのも、キャリアアドバイザーの重要な役割のようだ。
「いますぐは難しいことを『やりたい』とおっしゃっている方には、『現時点であなたの能力はこういうところなので、ゴールに向かうためにはこういったご経験やキャリアを積まないと難しいですよ』と。資格取得などをお薦めすることもあります」
ファッション面にも細かい気配りができるのは、女性キャリアアドバイザーならでは、といえるかもしれない。
「第一印象は面接において大事なポイントのひとつ。お化粧がお上手じゃなくて顔色が悪く見えてしまう方にはお化粧方法をアドバイスすることもありますね。『清潔感が大切です』とか、『こういうふうにしたほうがもっと映えますよ』とか、言葉を選びながら(笑)。男性とか、目上の女性にはちょっと言いづらいこともありますが、ご本人のためですから」
「人と人」だから可能な、人材紹介会社のサービス
最後に、人材紹介会社を活用するメリットについて聞いてみた。
「紹介会社全般に言えることですが、ご自身だけで探すよりも、求人情報にフィルタリングがかかるというのがメリットだと思います。求人サイトだと件数が多すぎて、本当に自分に合っているんだろうかって迷っちゃうと思うのですが、人材紹介会社なら、お話をうかがったうえで、ご本人の志向に合わせた求人だけをご紹介することができます。
逆に、ご希望とは全然違うけど、こういうのも合うんじゃないかというようなご提案をすることもあるんですよ。実際に、すごく興味を持っていただけて、当初のご希望とは違うほうの求人に決まったケースもあります。ソフトとソフト、人と人だからできることって多いと思いますね。
企業の裏情報、というと言葉はよくありませんけど、『社長さんはこういう人だから面接でこういう言い方をしたほうがいいよ』っていうアドバイスとか、『先輩はこういう感じの人が多い』というような情報をお知らせできることもあります。『お子さんがいらっしゃる社員がどんな働き方をしているのか』といったご本人からダイレクトに質問しづらいことをこちらでお聞きしたり、うちからすでにご入社している先輩がいらっしゃれば問い合わせたりもできます。おひとりではできないことまで手が届く、っていうんでしょうか。
あと、サイトでは社名を公開していない非公開求人をご紹介できることもあるので、ぜひ期待して、面談に来ていただきたいですね」