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![]() 全国の人材派遣会社約550社で構成される日本人材派遣協会では、派遣会社でも派遣先企業でもない、第三者の立場にたった人材派遣に関する法律相談とキャリアカウンセリングを行なっている。ここでは、実際にキャリアカウンセリングや法律相談に携わっている方々にお話をうかがった。 |
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この春開設されたばかりのキャリアカウンセリング相談窓口でアドバイスにあたっているのが、林綾子さんだ。産業カウンセラーとキャリアコンサルタントの資格をもち、自身も7年間ほど派遣スタッフとして働いていたという林さん。それだけに、アドバイスも親身だ。 「私自身、派遣スタッフをやっていたときは、『次も契約更新してもらえるかしら』『こんな補助的な仕事ばかりでは力がつかないかもしれない』などの不安や不満をもっていました。ですから、電話をかけてこられる方たちの気持ちもよく分かるんです」と林さん。 相談者のなかには、何に悩んでいるのかもよく分かっていないという人も多い。 「それでも、お話をしているうちに、だんだんと自分の悩みが分かってきたり、解決策がうっすらと見えてきたり……。電話をかけてきたときと電話をきるときとでは、明らかに声の調子が違っている人が少なくありません」 そんな林さんが教えてくれた「上手なキャリアカウンセリングの受け方」とは、自分の強みを明確に話すこと。 「『人とすぐに仲よくなれます』『パソコンが得意です』等々……。大げさなことでなくていいんです。ただ、好きなことや得意なことをきちんと話していただけると、こちらも前向きなアドバイスができるんです」と、林さんは理由を説明する。 「私たちが行なっているキャリアカウンセリング相談窓口では、名前も年齢も強制的にうかがうことはしません。しかも電話ですから、匿名性が非常に高いんですね。ですから相談される方は、逆に素直に本音が語れるようです。一人で悩んでいないで、ぜひ一度、お電話をしてみてください。話すだけでも、心が晴れることってありますよ」と林さんは穏やかな笑みを浮かべた。 ![]() (次ページへ)
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