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 宝子山文彦さん
1975年、野村證券に入社。1988年、現三井住友銀行に転職。一貫して、債券、投信などのフロント業務に従事。2000年、アップワード株式会社を設立。金融業界以外でも様々な業界の財務、法務、マーケティング等、本社管理部門の人材紹介実績豊富。 |

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鈴木さんの、人事、とくに採用部門のキャリアは十分評価できると思います。
また、34歳という年齢で、1度しか転職経験がないのも好感が持てる点ですね。国内系の企業の場合、30代半ばで3回も4回も転職している人は、どうしても敬遠されてしまいがち。企業からすれば、「うちの会社に入っても、すぐに辞めてしまうのではないか」と思うからです。ただし、とくに外資系企業では、スキルアップを目指して戦略的に転職したなど「一本筋が通った」キャリアであれば、転職回数の多さはあまり問題にならないこともあります。
一方、部下を持ったことがないのはマイナス。もしマネジメント経験があれば、年収で50万円程度の上積みが可能でしょう。また、人事制度や評価といった業務の経験が乏しいことも、マイナス評価を付けさせてもらいました。 |

 (1) 採用業務のキャリアを十分に積んでいる
(2) 年齢の割に転職経験が少ない

 (1) マネジメント経験がない
(2) 人事制度や評価といった業務の経験に乏しい |

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転職先企業は:中規模の国内系製造業、または小売業
職種・ポジションは:サブマネージャークラス
人事職は、業種を問わずに活躍が可能な仕事です。例えば、製造業界で働いてきた人事担当者が、サービス業の人事担当者として転職することもできるのです。しかし、ある程度似かよった業界に転職するほうが、前職での経験を生かしやすいと言えます。なお、英語力の面で多少不安を感じているのなら、外国人を面接する可能性のある外資系企業は避けましょう。
鈴木さんの目標である「人事制度の構築に携わる仕事」を目指すためには、できるだけ早期にマネージャークラスに昇進することが必要です。しかし、マネジメント経験が不足しているため、いきなりマネージャーとして採用されるのは難しいでしょう。ただし、サブマネージャークラスであれば、採用される可能性はあります。一般社員とサブマネージャーでは任される仕事の範囲も、責任の重さも全く異なります。当然、その後のキャリアアップにも大きく影響を与えますので、できるだけサブマネージャークラスでの転職を目指しましょう。
転職時期は:良い案件があれば、すぐに
もともと人事職は、安定した需要のある職種です。また、最近では景気回復に伴って、採用系人事職へのニーズも高まってきました。
人事職としての幅を広げられる転職先を見つけたら、すぐに転職をするべきです。 |

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10年後の自分をイメージし、そこに近づくために必要な経験、スキルが磨ける転職先を見つけることが大切です。鈴木さんが目指す「人事制度の構築」であれば、人事考課や社内組織の改革などに携わり、人事職としての幅を広げられるよう自己研鑽を重ねましょう。
最近は、人材の採用にあたって、人事部門より現場のほうが発言権を持つ企業が増えています。そのため、営業部門や製造部門といった現場と密に連絡を取り、その考え方を十分に理解して採用活動を行うよう努力することも大切です。そうして順調にキャリアアップすれば、いずれ人事制度の構築に携われるようになるでしょう。
なお、会社を辞めてから転職活動を開始するのはあまり良いことではありません。すぐに転職が決まれば良いのですが、転職活動が長期化すると、デメリットが大きくなるのです。離職期間が長くなると仕事の勘が鈍り、人脈も細くなるため、人材としての価値が徐々に低くなります。また、採用する企業が、「これだけ長い間転職できないのは、何か理由があるのだろうか」と思うことがあります。それに、求職者本人も「本当に転職できるだろうか」と落ち込んでしまいがちなのです。
たしかに、仕事をしながら応募書類を書いたり、面接を受けるのは大変です。しかし、上記のデメリットを避けるために、働きながらの転職活動をお勧めします。 |
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