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 下郷大一さん
名古屋大学理学部卒業後、精密機器メーカーに入社。油圧制御機器、システムの研究開発に従事した後、企業内教育、採用、経営企画、企業広報、などの管理職を歴任。2000年7月、(株)プロフェッショナルネットワークに入社。人材紹介事業の責任者として現在に至る。 |

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光化学分野は、最先端技術のひとつ。また、産業界での応用に関してもニーズが高まっています。応募先企業の求める専門性が、この分野で十分な研究実績を残している石井さんと一致すれば、即戦力の研究者として迎え入れられる可能性はかなり高いと思われます。
企業の研究部門においては、ある程度の年齢になると純然たる研究能力だけでなく、「研究開発業務マネジメント」能力も期待されるケースが多いものです。石井さんもそうした年齢にさしかかりつつありますが、いただいた職務経歴からは、そうした面での実績が少し弱いと思われます。
しかし、有機光化学の反応解析に関して、高度な知見、スキルを持っている点は、高く評価できます。また、ナノ材料、燃料電池など応用分野の研究経験があること。学会誌掲載論文、学会発表も数多くあり、専門分野で十分に評価されるレベルと推察できることもプラス査定のポイントです。さらに、外国人研究者と十分渡り合える英語力が身についていることも、石井さんの長所と言えます。 |

 (1) 有機光化学の反応解析に関して高度な知見、スキルを持っている (2) ナノ材料、燃料電池など応用分野の研究経験がある (3) 学会誌掲載論文、学会発表が多い (4) 外国人研究者とコミュニケーションできる英語力がある


(1) 35歳という年齢に比べて、マネジメント経験が不足している |

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転職先企業は:化学系メーカー、材料系メーカー
職種・ポジションは:研究主幹、主任研究員
化学系メーカーはもちろん、材料系メーカーも有力な選択肢のひとつです。ある程度の技術、研究基盤を有する会社でないと、専門分野と関係のない雑務を求められるケースも考えられるため、中規模以上の企業に絞ったほうが得策と思われます。また、大学や国公立研究機関の公募情報にも注目して、これら機関でのポストも視野に入れたらいかがでしょうか。
転職先でのポジションとしては、企業ならば「研究主幹」とか「主任研究員」などと呼ばれる、管理職相当の地位を目指すことが可能と思われます。大学ならば、助教授ないしは講師のポジジョンでしょう。
転職時期は:可能なかぎり、早い時期の転職を目指すべし
前述のとおり、年齢とともにマネジメント面での期待は高まっていきます。それにともない、研究者としての能力、実績だけで勝負するのは難しくなるのです。
また、現在は「専門と関係のない分野で、ただの『実験担当者』として使われている」とのこと。一見関係のない分野での仕事が思わぬヒントになり、学術上目覚しい成果につながるというケースも少なからずあるとはいえ、研究者として旬の時期に専門分野から離れている現状から、何とかして脱却すべきでしょう。 |

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石井さんの場合は、あくまでも第一線でのハイレベルな研究者としてキャリアを重ねていくことが望ましいと思います。石井さんご自身も、そのようにお考えなのではないでしょうか。したがって、「この分野で、これだけの実績がある」ということを、応募先企業にどれだけアピールできるかがポイントになります。
仮に人材バンクを利用して転職するなら、いただいた職務経歴書では不十分。もっと具体的に、研究テーマと実績を強くアピールすべきだと思います。前職、現職から守秘義務を課せられているのかもしれませんが、最大限工夫して貴方の専門性についてリアルな記述を心がけて下さい。また、私たちのような人材コンサルタントにご相談いただければ、有効なアピール術をお教えできると思いますよ。 |
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