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キャリア査定 いま転職したら、年収はいくらに?
第3回
住宅ローンを抱えているので高収入の仕事を見つけたいのです
前田和彦さん(仮名)34歳 住宅メーカー勤務 プロフィールを見る
コンサルタントは、こう査定しました!
株式会社サポート 有田公一さんの査定管理職経験か不動産鑑定士資格があればプラス査定が期待できます
有田公一さん
1941年生まれ。鉄鋼メーカーで26年間勤務した後、商社に転職。約10年間にわたり、営業を経験する。その後、人材ビジネス企業である現職に入社。これまでの経験を生かし、管理職、事務系スペシャリスト、建築業界に明るい。
予測年収600〜650万円 ↓Down

査定額の理由
 建築業界は、相変わらず厳しい情勢。住宅メーカーの間でも、「勝ち組」と「負け組」の格差がますます広がりつつあります。そうした現状においては、前田さんが希望されるような転職は、なかなか難しいでしょう。
 これまで設計一筋に9年のキャリアを積んでこられたことは、かなり有利な点です。さまざまな部署で広く浅い経験をされた方より、高い評価を受けられるでしょう。しかし、それでも年収750万円という額は、業界水準からすればかなり恵まれた待遇です。
 特に、マンションやビルなどの経験がないために、転職先の業界が限られることが、大きな問題ですね。また、30代半ばという年齢になると、転職先では管理職として働くことが求められるでしょう。しかし、前田さんにはマネージャーとしての経験がなく、この点でも、残念ながらマイナスの評価をせざるを得ません。

プラス査定のポイント
(1) 設計経験が9年と長い
(2) 転職経験がない


マイナス査定のポイント
(1) マネージャーの経験がない
(2) スキルを生かすなら住宅メーカーがベターだが、転職先の門戸が狭い

おすすめ転職プラン
転職先企業は:国内系の、勢いのある中堅メーカー

職種・ポジションは:ポジションは:主任クラス
 英語のスキルがないことなどを考えると、転職先は国内系の企業ということになるでしょう。なかでも、比較的新しく、勢いのある住宅メーカーであれば、良い仕事環境を手に入れることも可能だと思います。

転職時期は:不動産鑑定士の資格を取ってから
 今すぐ転職するのは、あまり得策ではありませんね。まずは資格取得を目指し、十分に準備をした上で、転職活動をスタートする方が良いでしょう。

キャリアプランへのアドバイス
 不動産鑑定士、宅建、ファイナンシャルプランナーなどの資格を目指す、前向きな姿勢があるのは、とてもいいですね。こうした意欲を持っていることは、将来必ずプラスになります。
 特に、不動産鑑定士の資格はおすすめ。30代でこの資格を持っている人は意外に少なく、かなりの難関資格なのですが、それだけに価値が高いのです。転職時の年収も、700〜800万円程度が期待できますし、不動産業界や金融業界など、転職先の幅が大きく広がるのもメリットです。ぜひ挑戦していただきたい資格ですね。
 前田さんの相談で気になるのは、高収入を希望する一方で、土日の休日を求めるなど、仕事に対する姿勢に疑問が見られるところです。また、上司に対する不満を転職理由に挙げている点も、やや説得力に欠けていると感じますね。少し厳しい言い方になりますが、マイホームパパ的な生活を望むなら、高収入を得ることは、なかなか難しいと思いますよ。
 
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協力:人材バンクネット


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