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キャリア査定 いま転職したら、年収はいくらに?
第6回
CADのスキルを伸ばして専門職になるか派遣社員を目指すか悩んでいます
井原高史さん(仮名)32歳 設計事務所勤務 プロフィールを見る
コンサルタントは、こう査定しました!
星合和男さんの査定#CADのスキルをさらに磨けば100万円ほどの年収アップも可能
星合和男さん
都市銀行を経て、84年に日本キャリエール鰍ヨ転籍。2002年、合併により株式会社アヴァンティスタッフとなる。人材派遣、職業紹介業務の経験は18年というベテラン。
予測年収350万円 →Keep

査定額の理由
 井原さんの職務経歴書からは、電話応対、窓口受付、外勤など、幅広い業務を経験されていることが読みとれます。このように幅広い仕事を体験していることは、プラスに評価できます。また、アルバイト時代に店長を経験し、マネジメントの経験を持っていることも、評価できるポイントです。その半面、短期間の職務経験が多いため、各分野での専門性に欠けていると言えます。
 今回の査定では、1年あまり経験しているCADオペレータのスキルを評価して算出しました。CADのスキルを持つ人は現時点ではまだ少なく、井原さんのキャリアの中でもっとも高く評価できる部分だからです。このスキルを磨いていけば、100万円ほどの年収アップも十分に期待できると思います。
 なお、井原さんは補佐的業務に携われる人間になること、精神的、肉体的に負担のかからない業務内容、会社環境を希望されています。そうした希望をかなえるには、正社員として、CADオペレータの専門職を目指す方が向いているかもしれませんね。

プラス査定のポイント
 (1) CADオペレータのスキルがある
 (2) アルバイト店長の経験
 (3) 多種多様の職場を経験していること


マイナス査定のポイント
 (1)  各業務の経験が短期間で専門性に欠けている
 (2)  英語力が低いことと、普通自動車免許以外の資格がないこと
 (3)  補佐的業務、精神的、肉体的に負担のかからない業務内容、
会社環境を希望していること
 (4)  将来の目標が定まっていないこと

おすすめ転職プラン
転職先企業は:設計事務所。ただし、CADのスキルを磨けば、将来デザイン系、機械系の企業への転職も可能

職種・ポジションは:CADオペレーションの専門職

転職時期は:1〜2年先を目標に
 派遣社員としてさまざまな経験を積み、スキルアップを図ることも選択肢のひとつです。しかし、32歳という年齢を考えれば、CADの分野で正社員を目指すことをお勧めします。
 なお、すぐに転職を目指すなら、慣れている建築設計系の企業ということになると思います。でも、それより、現在の職場でしっかりとCAD技術を身につけてから転職する方がいいですね。現在は3次元CADが爆発的に普及していますので、職場で働きながらそれらの技術を身につけてしまいましょう。そうすれば、デザインや機械系など、建築設計以外の分野に進むことも可能だと思われます。

キャリアプランへのアドバイス
 まずは、自分は何をしたいか目標を定めること。井原さんには、これを心がけてほしいと思います。
 現在、CADは幅広い分野で利用されています。建築だけでなく、機械設計やデザインの世界でも、爆発的に普及が進んでいるのです。一方、CADオペレータの人材は、まだまだ足りているとは言えない。希少価値的な存在なのです。ですから、CADオペレータのプロに徹するほうが、将来性があると思います。また、建築設計に関する基礎知識など、CAD以外の業務知識を身につけると、さらに有望でしょう。
 将来的には、企業のアウトソーシング化という傾向を考慮し、CADオペレータとして請負業務(自営)を目指してはいかがでしょうか。
 
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協力:人材バンクネット


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