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シニア・エキスパートとして現在、情報サービス会社・A社に派遣されている佐々木恭夫さん。大手コンピュータメーカーのOBである佐々木さんが勤務するこの会社は、コンピュータ関連機器の保守・販売および情報ネットワーク構築・運用にかかわるトータルサービスなどを行っており、全国に100カ所以上の営業拠点を持つ。 「私は今、本社の購買部で見積業務を担当しています。見積業務というのは、購入価格が妥当かどうかを査定しながら、メーカーと価格折衝を行うのが主な仕事。会社が購入している製品は数多くのメーカーにわたっているので、できれば業界全体のことに詳しい人がいいということで、私が派遣されました。私は営業一筋だったので、買う側に回ったのは初めてなんですが、買う方もなかなか大変ですね(笑)」 価格折衝といっても、担当者同士が額をつきあわせて話す風景は、すでに過去のもの。今の時代、折衝においてもインターネットは欠かせないようだ。 「メーカーの担当者とは一通り面識を持ったので、今はEメールでやりとりしています。見積書をワードなどで作成して、そのファイルをメールで送るんですよ。そういうやりとりだけでなく、見積書を作るには社内の膨大なデータベースを検索したりしなければならないので、仕事中の8割から9割の時間はパソコンに向かってます」 パソコンと聞いて、思わずひるむシニアもいるかもしれない。そういう人たちに向けて、佐々木さんからのアドバイスを。 「現役時代はパソコンを使う仕事を部下に任せられたのに、今度は全部自分でやらなくちゃいけないわけですから、シニアにとっては厳しいでしょう。でも、実際にはそれほど難しいオペレーションなんてないんですよ。パソコンへのアレルギーは取り除かなくちゃなりませんが、ちょっと研修すればすぐになじめます」 |
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