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佐々木さんは自分の体験として、「パソコンは必須だけど、恐れる必要はない」と断言する。大事なのは、年下の人に教わることを恥じない気持ちだろう。
「パソコンのことだけじゃなくて、自分より経験の浅い人間に指示を仰がなければならない場面はいろいろあります。そういうとき、キャリアから来るプライドを前面に出すと、職場には入っていけません。シニアに対して会社が求めているのは、職能知識であってプライドではないんですよ」


現在、派遣社員として、8:40から5:30まで週5日働いている佐々木さんだが、お金のために働いている感覚はないそうだ。
「私も今は年金をもらってる身なので、働かなくても旅行に行ったり、趣味を楽しんだりすることはできます。そういう事情を知ってる知り合いに会うと、よく『なんで働いてるの?』と聞かれるんですよね。そういうときは『生活のリズムを保って健康を管理したいから』と答えています」
とはいえ、自分の築いてきたキャリアが今の職場で生かせることの喜びも無視できない。 「コンピュータシステムに関わる用語や業界情報には通じているので、メーカーの人と話していても違和感はありません。それと、この会社には若い営業マンが多いので、自分が培ってきた営業の知識を教えたりすることもあります。若い人たちに『ここまでは情報を出してみたらどう?』とか、営業のノウハウをサジェスチョンしているときは、やっぱり嬉しいもんですよ」
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