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「今の仕事はとても楽しい」と話す猪飼邦夫さん。1960年に大手情報通信機器メーカーに入社した猪飼さんは、無線などの研究開発に携わる技術者として活躍。その後、77年からは、海外駐在で含め海外営業一筋で来た。そして、98年に定年を迎えることとなったが、体力には自信があったため、退職前から次の就職先を探しはじめた。そんな中、知り合いに「エフサス・クリエ(株)はどう?」といわれ、さっそく面接に。後はとんとん拍子に話が進んで、情報通信関連企業のシニア事業部への就職が決まった。 「海外駐在で就職活動ができなかったにもかかわらず、定年と同時に新しい仕事に就くことができ、非常にラッキーだったと思います。エフサス・クリエ(株)の面接に行ったとき、ちょうど翻訳がらみの仕事で人を探していて、私の海外経験が買われたようです」 猪飼さんが就職した会社の親会社では今、情報通信機器のメンテナンス・マニュアルを電子化するという動きがある。これまでは製品のメンテナンスを行う場合、エンジニアが分厚いマニュアルを持ち歩いていたが、今後はそれを電子化してCD-ROMに保管し、ラップトップ上で読めるようにするのだ。猪飼さんの職場では、この電子マニュアルの作成を親会社から受注しており、その作成作業をマネジメントするのが猪飼さんの仕事だ。 「元になるマニュアルの中には、英文のものもあれば和文のものもあります。翻訳作業自体は専門のスタッフに任せているんですが、マネジメントする上でも語学力は必要。また、それ以上に大事なのが、マニュアルの内容を理解できるだけの製品知識や技術的なバックグラウンドです。そのあたりで自分のキャリアが生きているという感覚がありますね」 |
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